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家づくりコラム

2021年08月28日

「less is more」の考え方を活かした家づくりとは?

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「less is more」とは、「少ないことはより豊かなこと」という意味の言葉です。この考え方は家づくりに活用することができます。具体的にはどのように活用できるのか、また、単に「ものがない家」にならないようにするためには何に注意すべきかについて見ていきましょう。







「less is more」の考え方

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「less is more(レスイズモア)」とは、世界を代表する建築家の一人、ミース・ファン・デル・ローエが提唱した家づくりにつながる考え方です。直訳すれば「より少ないことはより豊かなこと」で、多さではなく少なさで豊かな生活を作っていくことを意味します。


「シンプルイズベスト」や「必要なモノだけあれば良い」といった考え方も、less is moreにつながる考え方といえるでしょう。いずれも、モノがあふれた状態、ごちゃごちゃと飾りが多い状態を良しとはしない潔さが根底にある考え方です。

単にモノがない暮らしではない

less is moreとは、単にモノがない暮らしを指す言葉ではありません。モノがないという状態では「more」、つまり、より豊かな暮らしとはいえないからです。


モノがないという状態が豊かさにつながること、もっといえば、モノがないという状態で豊かに見えることがless is moreといえるでしょう。シンプルな環境の中に真の豊かさが見えるようにインテリアを整えていくことでless is moreを実現していきます。

捨てるのではなく選択する

less is moreとは、モノを極限まで削ぎ落した状態の中に美しさ、豊かさを実現することです。


しかし、単に家の中にあるモノを捨てればless is moreを実現できるのではありません。無計画に家の中にあるモノを捨ててしまうと、豊かな状態どころか不便な状態になることがあります。


less is moreを実現するためには、モノを捨てるのではなく選択することがカギとなるでしょう。一つひとつのモノを「これは生活に本当に必要か」と吟味し、選りすぐりのモノだけに囲まれた生活をすることが、less is moreで実現できるより豊かな生活といえるのです。




「less is more」を実行するのは難しい

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一つひとつのモノを吟味し、選び抜かれたモノだけを置くようにしても、less is moreを実現できるとは限りません。好きなモノを好きなだけ置く生活と比べると、less is moreは実行することが難しく、高度なインテリアセンスが必要とされる考え方なのです。less is moreを実行する上で注意したい3つの状態について見ていきましょう。

殺風景で寂しい印象の家になってしまう

家の中にモノを極力置かないようにすれば、シンプルな空間を作れるでしょう。しかし、あまりにもモノがないと、殺風景で寂しい印象の家になってしまうことがあります。


つまり、「less」を実現できても「more」は実現できていない状態です。less is moreを実現するためには、モノを置かなくても寂しい印象にしないようにまとめていく必要があるでしょう。

こだわりの家具が空間に馴染みにくい

選び抜いた家具だけを家の中に置いても、その家具が空間に馴染まないとless is moreが目指す美しく豊かな暮らしは実現できません。家具は家の内装に合うもの、家全体の雰囲気に合うものである必要があります。


つまり、こだわりの家具や小物がしっくりと空間に馴染むためには、インテリア自体、家自体からこだわることが求められるのです。less is moreを目指すのであれば、家づくりからこだわっていきましょう。

豊かな暮らしに見えない可能性もある

本来、less is moreは豊かな暮らしのための考え方です。しかし、モノの選び方、空間とのコーディネートによっては、豊かというよりは寂しい暮らしに見える可能性があるでしょう。


モノが多ければ簡単に豊かさを表現することができますが、less is moreにおいては少ないモノで豊かさを表現する必要があります。実現するためには、インテリアや空間に対する高い感性が求められるといえるでしょう。







「less is more」を実現する5つのヒント

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モノを少なく、できれば極限まで少なく絞り込み、その中でも豊かさを表現するのが「less is more」です。モノをむやみやたらに減らしてしまうと、殺風景で豊かとは言い難い空間になってしまうので、一つひとつのモノを吟味して選び抜くセンスが必要になります。


とはいえインテリアのセンスに自信がなくても、less is moreの実現は可能です。less is moreのヒントを5つ紹介しますので、ぜひ家づくりに役立ててください。

1.シンプルな線の家具を選ぶ

家具は生活に不可欠です。ですが、多すぎると煩雑な印象になり、豊かではあってもシンプルとは言い難い空間になってしまいます。


しかし、家具自体が飾り気がなくシンプルな線で構成されていると、例え家具の数が多くても煩雑な印象にはなりにくいでしょう。less is moreを目指すのであれば、余計な装飾がなく、究極的にシンプルな線のみで構成されている家具を選ぶようにしてください。

2.凹凸の少ない空間と高い天井

空間自体も、余計な装飾がなく、凹凸が少なく、究極的にシンプルな線のみで構成されていると、less is moreを実現しやすくなります。また、天井が高いと空間が広く見えるため、家具を置いてもごちゃごちゃとした印象になりにくく、less is moreが目指すシンプルかつラグジュアリーな印象につながるでしょう。

3.お気に入りのものだけを置く

less is moreが目指すのは、研ぎ澄まされた豊かさです。家の中にお気に入りのものだけを置くことで、気持ちが満たされ、精神的な側面からも豊かさを実感できるでしょう。


気に入らないモノを「捨てるのがもったいないから」「実用的だから」といった理由で保有していると、そのモノが視界に入るたびに気持ちがすさむこともあります。思い切って処分をして、気に入ったモノだけに囲まれる生活を目指しましょう。

4.デザインだけでなく品質にもこだわる

豊かさは「品質」でも表現することができます。上質な家具や小物は、たとえデザインがシンプルで華やかな印象がなくても、空間をラグジュアリーな雰囲気に仕上げてくれるでしょう。


家具や内装などを選ぶときは、デザインだけでなく品質にもこだわってください。真に上質なモノは長く使うことができ、愛着を深めていくことができます。

5.収納を増やす

生活には多くのモノが必要です。便利で豊かな暮らしを目指すのであれば、さらにモノは増えていくでしょう。


しかし、モノが増えるほどless is moreから遠のいてしまいます。壁面収納や階段下を活かした収納、納戸などを作って収納スペースを増やし、モノが外から見えない状態、シンプルで美しい空間を乱さない状態にしておきましょう。






インゾーネの家でless is moreを完成しよう

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お気に入りのモノだけに囲まれたless is moreを体現する生活は、シンプルな中にも豊かさがあふれる美しい暮らし方です。紹介したヒントを基に、less is moreを完成していきましょう。


ミース・ファン・デル・ローエの名言less is moreをブランド立ち上げ時に参考にしたインゾーネの家は、まさにless is moreを実現するためのブランドです。あなただけのless is moreをお手伝いをしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。



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