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家づくりコラム

2023年08月19日

ヌックとは小さめで居心地のよい空間のこと!意味やスペースの作り方を紹介

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ヌックとは居心地のよい狭めの空間のことです。家の中で、ちょっとこもりたいときに活用できます。家にヌックを作るメリットや間取り例、居心地のよいヌックをつくるヒントについてまとめました。ぜひ理想のマイホームづくりの参考にしてください。


目次

ヌックとは?意味を紹介

DENとの違い

小上がりとの違い

家にヌックをつくるメリット

過ごしやすさがアップする

メリハリのある間取りが完成する

ライフステージに応じて多目的に活用できる

ヌックをつくるデメリット

建築費用が増える

ほかの空間が狭くなることもある

ヌックにおすすめのスペース・間取り例

リビング・ダイニング

階段下

廊下

居心地のよいヌックをつくるヒント

使い方をある程度想定しておく

特別な空間になるように工夫する

換気・通気性を考慮しておく

ヌックのある生活を楽しもう


ヌックとは?意味を紹介


ヌックとは居心地のよい狭めの空間のことです。家の中で一人でこもりたいときや、集中して読書やゲームなどしたいときなどに利用できます。


小さくて居心地のよい空間は、大人はもちろん子どもも大好きです。かくれんぼをしたり、お昼寝をしたりと、ヌックのある生活を楽しんでくれるでしょう。


なお、ヌックはスコットランドのヌーク(neuk)を語源としています。ヌークとは暖炉の横側に設けられた小さな部屋という意味で、家族が親密に過ごす場、簡単な朝ごはんを食べる場などとして使われることもあるようです。


DENとの違い

DEN(デン)とは、多目的に活用できる小さな部屋のことです。書斎や子ども部屋のように部屋の利用方法を決めるのではなく、アイロンをかけるときは家事室として、子どもの友だちが遊びに来たときにはキッズスペースとして......と状況に応じて使い方が変わります。


一方、ヌックも多目的に使えますが、必ずしも独立した部屋とは限りません。廊下の曲がり角や階段の下などの「部屋」とは呼べない空間を、ヌックとすることもあります。


小上がりとの違い

小上がり(こあがり)とは、床が少し高くなったスペースのことです。テーブル席がメインの和食レストランにある靴を脱いで上がる小さな座敷を「小上がり」と呼びますが、家庭でも、リビングの一部などを高くして、畳を敷いて和風の空間として使うことがあります。


小上がりは、目的や居心地にはこだわりません。お昼寝をする場所や子どもの遊び場として活用したり、ふすまなどで区切って客間として使ったりするケースもあります。



家にヌックをつくるメリット

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ヌックは居心地のよい空間ですが、キッチンや浴室のように住宅に不可欠な空間ではありません。そのため、ヌックをつくるなら、注文住宅で一から設計する必要があります。


家にヌックをつくるか迷ったときは、ヌックならではのメリットについて考えてみましょう。ヌックには、次のメリットがあります。


  • 過ごしやすさがアップする

  • メリハリのある間取りが完成する

  • ライフステージに応じて多目的に活用できる


それぞれのメリットを具体的に見ていきましょう。


過ごしやすさがアップする

もともとヌックは居心地のよさを求める空間です。使途が決められていない自由に過ごせる空間が生まれることで、より過ごしやすい家になります。


たとえば、ちょっと昼寝をしたいと思ったときに、ヌックがあると便利です。また、一人で過ごしたいときや、誰にも邪魔をされずに趣味の世界に没頭したいときなども、ヌックが役立ちます。


メリハリのある間取りが完成する

広いリビングは魅力的ですが、ソファー周りなどの限られた場所しか使わず、せっかくの広さを活かしきれないこともあります。反対に、リビングが狭い場合、「テレビを見るとき」や「食後のデザートを食べるとき」などの限られたときしかリビングを使わず、多目的空間として機能していないこともあるかもしれません。


リビングを上手に活用できていないときも、ヌックがあれば使いみちが広がります。広いリビングのデッドスペースが減り、狭いリビングも多用途に活用できるようになります。リビングを活かせていないと感じる方は、ヌックを検討してみてはいかがでしょうか。


もちろんヌックはリビング以外にも設置できます。廊下や縁側、階段下など、空間を活かしきれていない場所にヌックを設置し、メリハリある間取りを完成しましょう。


ライフステージに応じて多目的に活用できる

ヌックは使いみちを限定しない空間のため、ライフステージに応じた用途に活用できます。たとえば子どもが幼いときなら遊び場や隠れ家として、子どもが成長したときは各自の趣味スペースとして、仕事を引退した後はお昼寝スペースとして、家族構成やライフステージに応じた使い方が可能です。


家の中にヌックが複数あれば、さらに用途が広がります。間取りにヌックを採り入れて、遊び心満載の家に仕上げてみてはいかがでしょうか。


ヌックをつくるデメリット


ヌックにはメリットもありますが、デメリットもいくつかあります。主なデメリットとしては、次の点が挙げられます。


  • 建築費用が増える

  • ほかの空間が狭くなることもある


キッチンやトイレなどとは異なり、ヌックは家に不可欠な空間ではありません。デメリットが大きいと考えられるときは、ヌックなしで家づくりを進めていきましょう。


建築費用が増える

ヌックをつくると間取りが複雑になり、その分、使用する資材や建築日数が増えます。費用も増えるため、予算内で収められない可能性もあるでしょう。


資材や設備のランクを下げるという方法も検討できますが、あまりおすすめはできません。ヌックは居心地のよい空間であることが前提のため、ヌックをつくるのであれば、資材や設備にもこだわるようにしましょう。


ほかの空間が狭くなることもある

住宅の広さには限りがあるため、ヌックをつくるとほかの空間が狭くなります。たとえば、リビングやダイニングがあまり広くない場合は、空間内にヌックをつくると、リビング・ダイニングが窮屈になってしまうこともあります。


ヌックの存在がほかの空間に影響を及ぼす可能性があるときは、階段下などの利用が難しい場所にヌックをつくるようにしましょう。デッドスペースを減らせるメリットもあります。



ヌックにおすすめのスペース・間取り例

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ヌックにルールはありません。居心地よく過ごせる場所なら、どこでもヌックをつくれます。とはいえ、玄関などの人の出入りが多い場所や、個室などの使える人が限定されている場所は、ヌックに適した場所とはいえません。


ヌックにおすすめの場所と間取り例を紹介します。ぜひ参考にして、過ごしやすい家を完成させてください。


リビング・ダイニング

リビングやダイニングなどの家族が集まる場所にヌックがあると、空間を大勢でも一人でも利用できるようになります。また、リビング・ダイニングは一日に何度も使う場所のため、ヌックを利用する回数も増えるでしょう。


たとえば、リビング・ダイニングの一辺をヌックとして区切るのもおすすめです。窓のある一辺をヌックにすれば、日向ぼっこスペースとして活用できます。冬場は少し寒くなる可能性がありますが、断熱性能が高い壁材や窓材を選べば快適に過ごせるでしょう。また、窓際を少し区切ることで、リビング・ダイニングの断熱性を高める効果もあります。



階段下

階段下を収納スペースとして活用する方も多いですが、天井が低いため、思ったほど収納できないことも。しかし、ヌックとして使えば、天井の低さが居心地のよさにつながります。また、デッドスペースを有効活用できるのも魅力です。


リビング内に階段がある場合なら、階段下をヌックにすることで、リビングの空間がより無駄なく利用できるようになります。廊下や玄関ホールに階段があるときも、階段下にちょっとしたソファーを置いて、ヌックとして活用してみてはいかがでしょうか。



廊下

廊下は部屋と部屋をつなぐ役割のため、基本的には通過するだけの場所です。しかし、ヌックを廊下につくれば、通過するだけの場所から過ごす場所へとランクアップします。


たとえば廊下の行き止まり(突き当たり)に、椅子やソファー、ラグなどを設置してヌックとして活用してみてはいかがでしょうか。個室が集まる2階の廊下なら、来客などが立ち入ることは少ないため、よりプライベート感が増して、くつろげます。



居心地のよいヌックをつくるヒント


ヌックをさらに居心地のよい空間にランクアップするために、次のポイントを押さえておきましょう。


  • 使い方をある程度想定しておく

  • 特別な空間になるように工夫する

  • 換気・通気性を考慮しておく


それぞれのポイントを説明します。


使い方をある程度想定しておく

ヌックは「なくても困らない空間」です。洗面所や玄関のように毎日必然的に使う空間ではないため、結局使わないというケースも想定されます。


せっかくヌックをつくるのなら、折に触れて利用するように、ある程度使い方を想定しておきましょう。たとえばヌックの壁に本棚をつくっておけば、本を取りに行ったついでにヌックを使うようになります。また、奥行きのあるソファーを置いたり、ラグ・畳を敷いたりすれば、横になってくつろぎたいときにヌックを使うようになるでしょう。


特別な空間になるように工夫する

ヌックがあると、生活にゆとりや楽しさが生まれます。ヌックがほかの空間と違う特別な空間であることを示すためにも、遊び心のあるインテリアで演出してみてはいかがでしょうか。


たとえば、おしゃれなタペストリーや壁紙で壁を飾る、モビールや布で天井を飾るのもおすすめです。リビングなどの広い空間には過剰なインテリアでも、ヌックの狭い空間ならおしゃれに仕上がります。


換気・通気性を考慮しておく

空気が停滞すると居心地のよさを確保できません。できれば窓を取り付け、通気性がよくなるようにしておきましょう。また、窓があると空間の明るさも保ちやすくなります。


窓の取り付けが難しい場合なら、換気扇や24時間換気システムを取り付けるのもおすすめです。


ヌックのある生活を楽しもう


居心地のよいマイホームに仕上げるためにも、ヌックの設置を検討してみましょう。ハウスメーカーや工務店に相談すると、より具体的な提案をしてもらえます。


ヌックの設置は、ぜひインゾーネにもご相談ください。お家づくりの相談窓口では、経験豊富なスタッフが、お客さまの希望を叶える間取りやアイデアをご提案いたします。



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