こんにちは！インテリアと一緒に考える注文住宅「インゾーネの家」です。
寒い季節、部屋から玄関に出た瞬間に感じる冷たい空気に驚いた経験はありませんか？
特に冬場は、玄関が家の中で最も寒い場所の一つとなってしまいます。
そこで今回は、快適な玄関づくりのポイントとして、玄関の床暖房について詳しくご紹介します。
暖かい玄関を実現するために床暖房の導入を迷っている方は、ぜひご覧ください。
玄関に床暖房は必要？玄関が寒い理由
玄関は家の中でも特に寒くなりやすい場所です。
その理由の1つは、玄関ドアの断熱性能にあります。
壁や床、天井などと比べて、玄関ドアは断熱性能が低くなりがち。
一般的な住宅の玄関ドアは、アルミやステンレスなどの金属製が多く使用されており、これらの金属は熱を伝えやすい性質があるため、外気の冷たさが室内まで伝わってきてしまいます。
もう1つの理由は、出入りの際に入り込む外気の影響。
玄関ドアの開け閉めのたびに、冷たい外気が一気に室内に流れ込みます。
また、玄関ドアには細かな隙間ができやすく、そこから外気が入り込んできてしまうこともあります。
このような要因により、玄関は家の中で最も寒さの影響を受けやすい場所の一つとなっています。
そのような場所にも関わらず、玄関にはあまり暖房が設置されることがなく、「寒いことが当たり前の空間」になってしまうこともしばしば…。
ラグを敷いたり、ポータブルタイプのパネルヒーターを補助暖房として設置したりという方法もありますが、これから家づくりを予定している方は、じんわりと空間を暖められる床暖房の導入をぜひご検討ください！
玄関に床暖房をつけるメリット・デメリット
玄関の床暖房について、実際に設置された方の体験をもとに、メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット①靴の乾燥に便利
雪や雨で濡れた靴やブーツを、床暖房の熱で乾燥させることができます。
特に冬場は、靴についた雪で玄関が濡れてしまいやすい上、中が濡れてしまった靴は玄関が寒いとなかなか乾きません。
床暖房を導入することで、その熱で雪を溶かし、靴も乾燥させることができるため、靴用の乾燥機を用意する手間などが省けます。
メリット②快適な温度で玄関での動作がスムーズ
床暖房があることで、玄関での靴の履き替え時も靴の中の温度が快適！
寒い外に出るのに冷たい靴を履くのは、地味にストレスになる部分です。
暖かい靴を履いて出かけられるのは、冬のプチストレス解消につながります。
メリット③来客時の快適さ
お客様を迎える際も、暖かい玄関でお出迎えできます。
靴の履き替え時に寒い思いをさせることなく、おもてなしの印象も良くなります。
デメリット①設置・運用コストの増加
玄関に床暖房を設置する場合、工事費用が必要となります。
電気式の場合は1畳あたり6万〜10万円程度、温水式の場合は1畳あたり5万〜7万円程度の費用がかかります。
また、運用時の光熱費も通常より増加します。
デメリット②暖まるまでに時間が必要
床暖房は即効性のある暖房ではないため、スイッチを入れてから実際に暖かくなるまでに時間がかかります。
短時間の使用には向いていない点も考慮が必要です。
床暖房のメリットとデメリットについては下記コラムもあわせてご覧ください。
床暖房のデメリットとは？つけて後悔する前に知りたいメリット・デメリットを紹介！
インゾーネの家は玄関に床暖房がついている！
インゾーネの家では、セントラルヒーティングにより、玄関から浴室まで家全体を快適な温度に保ちます。
玄関には床暖房を標準設置しており、冬場も帰宅時から暖かく、雪で濡れた靴も自然と乾かすことができます。
専用ボイラーで温めた温水を循環させることで、24時間安定した暖房を実現。
室内の温度差を抑え、ヒートショックのリスクも軽減します。
家族の健康と快適さを第一に考えた、インゾーネの家ならではの暖房システムです。
玄関は床暖房がおすすめ！メリットとデメリットも確認して検討を
玄関の床暖房は、寒い季節の快適な住まいづくりに効果的な設備です。
玄関は、金属製の玄関ドアの熱伝導性と、ドアの隙間から入る冷気で寒くなりやすいですが、暖房がきちんと設置されているケースはあまり多くありません。
床暖房を設置することで、濡れた靴やブーツの自然乾燥ができ、玄関での動作もスムーズに。
来客時の快適な空間づくりにも役立ちます。
一方で、設置費用や光熱費の増加、暖まるまでに時間がかかることなどのデメリットもあります。
導入を検討する際は、これらのメリット・デメリットを踏まえて判断することをおすすめします。
札幌で新築を検討しているなら、ぜひインゾーネの家にご相談ください！
インテリアコーディネーターと一緒に進める家づくりで、理想の家を実現しましょう。