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家づくりコラム

2022年05月14日

人工芝は雪に強い!選び方やDIYのコツについてわかりやすく解説

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人工芝の中には雪に強いものも多数あります。どのように選べば良いのか、また、DIYするときのコツについてまとめました。人工芝を長持ちさせるコツや除雪方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。



人工芝は雪に強い!


庭に芝を敷く場合、天然芝と人工芝の選択肢を検討します。天然芝の中でも西洋芝は長期の積雪に耐えられない可能性があるので、日本芝を選ぶほうが良いでしょう。


一方、人工芝は植物ではないため、雪に強く、長期の積雪でも基本的には問題ありません。冬季はほぼ積雪状態になる地域にお住まいの場合は、雪に強い人工芝を検討してみましょう。


透水性の高い芝を選ぶとさらに長持ち

人工芝はどれも雪に強いですが、積雪が長期になる地域にお住まいの場合は、透水性の高いものを選ぶほうが良いでしょう。透水性が高い人工芝は通常よりも水はけが良く、雪が融けたときもスムーズな排水が可能です。


また、融雪目的で水を流すときも、水分を芝の中に溜めないので速乾性を期待できるでしょう。水による劣化も抑えられるので長持ちしやすくなる点も、透水性の高い芝のメリットです。購入したい人工芝の透水性が不明瞭なときは、販売店舗に問い合わせておきましょう。


天然芝は積雪が長引くと傷みやすい

一般的に、西洋芝よりも日本芝は積雪に強いといわれています。西洋芝は積雪期間が長くなると芝が傷み、円形に枯れることがあるので注意が必要です。一方、日本芝は積雪に強いとされていますが、どんな寒さや積雪にも耐えられるというわけではありません。


日本芝は気温が下がると、冬枯れしてグレーになり、見た目にもさみしい状態になってしまいます。冬もグリーンを楽しみたいのであれば、冬枯れしない人工芝を選ぶようにしましょう。



人工芝の除雪方法


雪が深い地域、積雪が長引く地域には、人工芝がおすすめです。雪が積もったときは、次の手順で除雪をし、グリーンが見える状態にキープしましょう。


  1. 傷つけないように注意しながらスコップで除雪

  2. 水を撒いて仕上げる


各手順を詳しく解説します。


1.傷つけないように注意しながらスコップで除雪

道路や土の上を除雪するのと同じように、雪かき用のスコップで除雪をします。ある程度スコップで除雪するとうっすらとグリーンが見えてくるので、雪と人工芝との境がわかり、雪かきしやすくなるでしょう。


積雪状態が長く、雪が固くなっているときは無理にスコップを入れないようにしてください。無理にスコップを差し込むと勢いあまって人工芝を傷つけることになりかねません。人工芝にはスコップが当たらないように、少し雪を残した状態で雪かきを止めます。


2.水を撒いて仕上げる

人工芝は積雪には強いですが、スコップの先で何度も当てると、傷つき、劣化してしまう可能性があります。スコップが直接人工芝に当たらないように、雪を数センチ残した状態で雪かきを止め、水を撒いて仕上げましょう。


透水性の高い人工芝であれば、すぐに排水できるので、短時間で乾きます。ただし気温が冷え込む前に水を撒くと、凍結する恐れがあるので注意が必要です。また、積雪が長期にわたると、水を撒いただけでは人工芝についた雪が融けないこともあります。どうしても取れないときは、人工芝を傷めないように注意しながらブラシなどで丁寧にこすりましょう。


番外編!融けるまで放置してもOK

人工芝は、長期間の積雪で傷んでしまうことはありません。冬の間は庭を使わないのであれば、除雪しないで融けるまで放置しておくのも一つの方法です。


人工芝は天然芝とは異なり土がついていないため、雪だるまを作ったり雪合戦したりしても、雪の中に土が混じらないというメリットがあります。また、土がないため、長靴の裏に土や小石がつくこともありません。子どもがいるご家庭であれば、雪遊び場として除雪せずに残しておくのもおすすめです。


デッキブラシで芝を起こそう

積雪が長引いても、人工芝であれば傷む心配はありません。しかし雪の重さで芝がつぶれてしまう可能性があります。


芝の葉の部分がつぶれてしまったときは、デッキブラシで逆立てるようにこすり、芝を起こしましょう。積雪以外でもよく踏む場所は芝が寝てしまいます。定期的にデッキブラシで芝を起こし、見た目も美しくキープしましょう。



人工芝をDIYするポイント


人工芝はDIYで敷くこともできます。手間と時間はかかりますが、材料費だけで施工できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。人工芝をDIYするポイントについて見ていきましょう。


雪に強い人工芝を選ぶ

札幌などの積雪が長引くエリアに敷く場合は、雪に強い人工芝を選びましょう。人工芝は元々積雪に耐えられるものですが、透水性に優れたものであれば、さらに長持ちしやすくなります。


また、積雪により長期間負荷がかかった状態になるので、耐久性に優れたものを選ぶことも大切です。耐久性に優れていると除雪作業のときにスコップが当たっても、傷つきにくくなるでしょう。


サッカーをする場合は芝高が高いものを選ぶ

庭でサッカーやフットサルを楽しみたいという方は、通常よりも芝高が高いものを選びましょう。家庭用の人工芝は芝高が20~40mm程度が一般的ですが、サッカーやフットサルに必要なクッション性が確保できないため、できれば50mm以上のサッカー用のものを選びます。


芝高を高くするだけでなく、下地にゴムチップや砂を入れるとさらにクッション性が上がり、サッカーに適した状態にすることが可能です。また、サッカーなどのスポーツをしない場合と比べて芝が傷みやすくなるため、10年に一度程度を目安として定期的に交換するようにしましょう。


排水性能のある下地を選ぶ

透水性の高い人工芝を選んでも、下地に水分が溜まってしまうと、傷みや劣化の原因になることもあります。雑草が生えている場合は根からしっかりと抜き、防草シートを敷いて排水性能のある下地を作っていきましょう。下地作りを丁寧にすることで、排水性能を高め、地面の沈み込みを回避できます。


インゾーネのスタッフも人工芝のDIYにチャレンジしてみました。ぜひご覧ください。


ラボ日記(ブログ)|お庭の人工芝を自分で敷きました。


施工時期は春秋がおすすめ

雪がよく降る地域であれば、冬場に人工芝のDIYは難しいでしょう。また、夏場は雑草が生えやすく、下地作りに難航することが予想されるので、避けるほうが良いかもしれません。


DIYで人工芝を敷くときは、雪や雑草の影響を受けにくい春秋がおすすめです。ただし、春秋でも雑草は生えるので、丁寧に根から取り除き、水はけの良い土地にしてから防草シートを設置し、人工芝を敷いていきましょう。


人工芝のDIYが成功するかどうかは、下地作りにかかっています。除草が甘いと雑草が防草シートや人工芝を突き抜けて生える可能性もあるでしょう。また、地面をしっかりと鳴らしていないと、人工芝に凹凸ができたり水たまりができたりするかもしれません。難しいときは無理せず、業者に依頼しましょう。




人工芝を使っておしゃれな庭を完成させよう


人工芝を敷くと、庭が明るいグリーンになります。また、土が混じりにくく、クッション性もある程度維持できるため、冬場は子どもの雪遊び場にもなるでしょう。


人工芝に合うおしゃれな住宅は、ぜひインゾーネにご相談ください。お客さまのご希望に寄り添い、おしゃれさと暮らしやすさを両立する住宅をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。




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